偉人紹介great man

大月町

大江 宅

おおえ たく

近代ヒューマニズムの先駆

1847~1921年。
土佐国幡多郡柏島(現在の大月町柏島)出身。
大江卓は、1867年土佐陸援隊に入り、倒幕運動に参加した維新の志士として活躍。
新政府時代となってからは、1872年神奈川県参事に就任し、神奈川や横浜の土台づくりや、近代日本を維持するための警察制度を作り上げた。
明治32年(1899年)朝鮮京釜鉄道建設に関わる。
明治23年(1890年)第1回衆議院議員選挙において衆議院議員当選した後、明治35年(1892年)東京株式取引所頭取に就任。その後初代東株理事長となる。
大正2年(1913年)、本郷全福寺において、得度を行い僧となる。大江天也と号す。大正3年(1914年)、帝国公道会を設立。以降も部落解放運動を中心に活動し、水平社運動にも深く関わる。
大正9年(1920年)、県令時に援助をしたフェリス和英女学校(現 フェリス女学院中学校・高等学校)の開校五十周年式典にて演説。
大正10年(1921年)、胃癌のため死去。死の直前に従五位に任ぜられた。

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